活動報告
Report

令和5年度になり新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の完全な終息は見られないなか、令和5年5月8日より「新型インフルエンザ等感染症(2類相当)」から「5類感染症」へ移行されました。社会活動も通常に戻す動きが進み、以前親しんでいたスポーツを再開する人々やゴルフから離れていく様子も見受けられました。 当会においても、社会の状況に目を向けながら計画通りの事業推進に努めました。
ゴルファーからの緑化協力金による公立の小中学校や病院、福祉施設、社会公共施設、及び国立公園や河川流域などの健全な緑化推進、環境保全・改善、美化等は、各都道府県緑化推進委員会や国立公園地域内団体、公益財団法人河川財団等の協力を得ながら、着実に推進いたしました。
GGG国立・国定公園支援事業は、環境省と連携して実施いたしました。参加ボランティアの方々も従前のように戻り、賑やかに活動された団体もありました。登山者や公園利用者が増え、マナーの普及啓発や安全性、快適さを追求する活動が多く見られました。
被災地復興支援事業の「ゴルファー桜の森」と「ゴルファー未来の森」は、保全活動を丁寧に継続していることから順調に成長しています。そして、それぞれの森で、森の役割や大切さを学ぶ「森林教室」は、子どもたちを育む未来へ繋がる活動として、学校や先生方、保護者からの揺るぎない信頼があります。
また、「ゴルファー未来の森 北官林」の近隣に、クロマツの保育管理・育樹活動が行われず藪と化していた防災林区域を整備し、サクラの苗木を植え「GGGサクラの森 Sendai」を造成いたしました。クロマツが地域を守り、サクラが人々の心を照らす森へと立派に成長することを願います。
さらには、平成27年に完成した「ふくしま県民の森フォレストパークあだたら」の600本の桜公園も、今後の健やかな成長には、病気や獣害に対する確かな対応と生育環境づくりが不可欠であると認識し、保全活動を始めました。
二戸市の「漆植栽事業」については、10月31日に「漆うるわしの森植樹祭」を盛大に開催し、浄法寺吉田地区0.86haに950本の漆の苗木を植栽しました。5年間で8.27haに8,180本の漆を植栽することができ、緑化促進のみならず、持続可能な自然環境の保全、及び日本の漆文化を理解し国民の心を豊かにする有意義な事業としても貢献しています。
希望を新たに歩みだした令和5年度でしたが、1月1日、最大震度7の能登半島地震が発生し甚大な被害を受けました。我々をとりまく環境の変化や動向に常に目を向け、国民に心を沿わせ、令和6年度へと舵を取ります。

「ゴルファー桜の森」森林教室
「ゴルファー桜の森」森林教室
令和5年10月24日
場 所 宮城県県民の森「ゴルファー桜の森 」宮城県富谷市
参加者 仙台市立六郷小学校3学年118人(4クラス+特別支援学級)、引率教職員5人
「ゴルファー未来の森 北官林」森林教室
「ゴルファー未来の森 北官林」森林教室
令和5年9月22日
「ゴルファー未来の森 北官林」 森林教室
参加者 仙台市立六郷小学校3年生 118名
    引率教師 8名 運営スタッフ 33名
「ゴルファー桜の森 七ヶ浜」森林教室
「ゴルファー桜の森 七ヶ浜」森林教室
令和5年6月20日
「ゴルファー桜の森 七ヶ浜」森林教室
参加者 仙台大学附属明成高等学校スポーツ創志課1年生 87名
    引率教師 5名  講師・運営...
「ゴルファー桜の森 七ヶ浜」第2回植樹祭
「ゴルファー桜の森 七ヶ浜」第2回植樹祭
令和5年3月26日
「ゴルファー桜の森 七ヶ浜」にて2回目の植樹祭を地元の親子や3つの団体、みどりの少年団、ボーイスカウト、ガールスカウトなど、100名以上の参加申込があり、丁寧に...
「漆うるわしの森 植樹祭」
「漆うるわしの森 植樹祭」
令和4年11月17日
漆うるわしの森(浄法寺地区の市有林:馬洗場)にて「漆うるわしの森 植樹祭」を開催しました
岩手県浄法寺漆生産組合員が、A~Fの6つのグループでそれぞ...
「ゴルファー桜の森 七ヶ浜」開所式・第1回植樹祭
「ゴルファー桜の森 七ヶ浜」開所式・第1回植樹祭
令和4年10月15日
震災復興として、七ヶ浜町が所有する七ヶ浜町表浜緑地の未立木地を整備し、サクラ等を植樹することにより、将来、サクラの名所となり、たくさんの方々に親しまれるフィール...