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2010/3/1

鎌倉・建長寺で「第4回木材腐朽菌モデル現地検討会」を開催

GGGでは、平成18年度から創立30周年記念事業の一つとして「安全対策・景観保持」の観点に立ち、木材腐朽菌(キノコ)による腐朽病害に罹っている全国の貴重な樹木を選定して『木材腐朽菌モデル対策現地検討会』を、樹木管理関係者、樹木医、ゴルフ場関係者などを対象に開催して、樹木の診断報告対策の説明などを行っています。
 第1回(平成18年度)=埼玉県上尾市・八枝神社の「ケヤキ」(樹齢400~500年)
 第2回(平成19年度)=茨城県城里町・コミュニティセンター城里の「スジダイ」(樹齢250~400年)
 第3回(平成20年度)=福岡市・鳥飼八幡宮の「エノキ・ムクノキ」(古木)

平成21年度の「第4回現地検討会」は、(財)日本緑化センター、日本樹木医師会神奈川県支部、(財)かながわトラストみどり財団、鎌倉市、建長寺の協賛・協力を得て、2月18日(木)に古都・鎌倉市にある鎌倉五山の第一位、臨済宗建長寺派の総本山として知られる禅寺「建長寺」の境内に、建長5年(1253年)に創始者・大覚禅師お手植えと言われる市指定天然記念物の7本の「ビャクシン」(百槇)の診断結果報告会として開催し、樹木管理関係者、樹木医、ゴルフ界関係者等約90名が参加しました。

今回診断したビャクシンは最も大きな樹幹6.59m・樹高13mの巨木で、木材腐朽菌の一種である褐色腐朽菌が原因と思われる劣化が著しく、現地検討会に先立って1月25日(月)に診断治療として樹木精密診断機器ピカス(樹木のCTスキャン)による樹幹検査、腐朽菌検査、土壌検査、また枯れている大小の枝の間伐作業などを実施し、現地報告会ではそれら診断報告と今後の対策をまとめた『建長寺ビャクシンの診断・対策報告書』をGGG大西久光理事長から建長寺・高井正俊宗務総長に贈呈の後、それぞれ専門家の方々から診断結果について詳しい説明がありました。

また、報告書を受け取った高井宗務総長から「切り落とした大枝は枯れて空洞化しており大変驚いた。このままにしておくと、強風などによって樹幹や大枝が折れたりする可能性もあり、この度、GGGまた専門家の方々のご協力で診断と対策を報告いただき大変ありがたく、建長たらを代表して心からお礼を申し上げる。ビャクシンは香木であり、また仏教では大変ありがたい樹木でもあるため、切り落とした大枝の一部はお数珠に生まれ変えさせて参拝者の方々にお分けしたいと考えている」とのお礼の言葉がありました。

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